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14年07月02日

心の病気と親の養育態度

心の病気と親の養育態度

 成人してから心の病気にかかる場合、なぜ個人によって症状が異なるのか、カウンセリングをしながら不思議に思うことがあります。例えば不登校を起こしている子どもを見ても、家に引きこもって友人との関係を遮断してしまう子もいるし、学校には行かないけれど、外に出て遊ぶことを積極的にできる子もいます。
 ある学者は、この不登校の子どもの状態の違いを、性格によるものではないかと調査した研究を報告し、おとなしく引っ込み思案な子どもは家に閉じこもり、積極的な子どもは外に出て遊ぶということを結論づけていました。この子どもの性格は、親の養育態度によって生まれるのではないかという研究したのは、サイモンが有名です。養育態度とは、親の子どもに対してとる態度や行動のことを指します。子どもと養育者との相互作用とそれをもとにして形成される対人関係が、子どもの性格形成や対人関係、社会適応に大きく影響します。
 こうした親の養育態度を問題にすると、その親の子どもが心の病気になった場合に、親としての自分の育て方が悪かったと言って悩みこむ親がいますが、ほとんどの子育てをする際、精いっぱい努力しており、一生懸命子育てをした結果だということです。親は自分の養育態度の影響を考えておらず、子どもを愛し、懸命に育ててきたことを悔やむ必要はありません。次回はどのような養育態度があるか、その類型をお伝えします。




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