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14年06月30日

心の病気になりやすい時期

心の病気になりやすい時期  「人生の正午」

 心理学者のユングは、40歳前後の中年期を、人生の正午と呼び、太陽が真っ盛りを通過するのと同じときと考えました。
 太陽は正午を過ぎると、その影は今までとは逆の方向に映し出されます。人間も、これと同様に、中年までの人生において築いてきた価値観や理想は、その時期において逆転して、それまでと異なった価値観や理想で生きていかなければならないことを意味しています。中年までは自分らしさや社会的地位を確立することが中心となりますが、人生後半は、これまでの生き方をふり返って、それまでに生かせなかった可能性や計画を実現させることが大切だと、ユングは考えました。
 したがって、ユングは、この時期を「自己実現の過程」とか「個性化の過程」と呼び、人生において特に大切な時期だと言っています。実際に、この時期になると、男性は、それなりの成果が生きて、役割の重要性が増したり、逆に可能性の限界も明らかになったりしてきます。女性の場合も、職業を持っている場合は男性と同じですが、主婦業でいる場合も、子育ての大変な時期が終わって、自分の将来を自分のために生きていける時代に入ります。この時の不安や葛藤が、うつ病やその他の心の病気になりやすいのです。




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