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17年01月25日

うつ病の治療は認知行動療法

うつ病の治療は認知行動療法

アサーショントレーニング参加者募集


 心理相談室は、様々な問題を相談するところです。その中でうつ病やパニック障害など、心の問題を解決するためには、学術的に認知されている理論や技法に基づいて行う必要があります。
 心の問題のほとんどは、困ったことが起きた時の不適切な思考によるものです。認知療法を始めたベックは、うつ病などの問題を生じてしまう人は、歪んだスキーマによって自動的に浮かんでくる思考が現実的でなく非合理的であるために、困った問題を更に増幅させてしまう思考障害だと断定しました。認知行動療法をさらに発展させたエリスらの論理療法では、このスキーマを不合理な信念として位置づけ、成育歴から生じた不合理な信念を改善し、苦痛やダメージを和らげて生活行動できるようにしました。
 不合理な信念は、生きる上での基準を作ります。基準を作ると、その基準に沿った生き方を強制される為に、不安や苦痛や怒りや悲しみなどが増幅してしまうのです。例えば上司とうまくいかないと、うまくいかない自分は情けないだめな人間だと考えます。しかし、自分は頑張り屋だし駄目なはずはないと思うと、こんな駄目な人として扱う上司が悪いと考えます。さらにやっかいなことは、こんな上司とうまくいかないのはこの環境がダメだからだと思考するのです。こうした思考を改善し建設的な行為に移れるように理解しトレーニングしていくのが認知行動療法です。


アサーショントレーニング理論編は2月12日より開始されます。参加ご希望の方はお電話ください。
06-6147-2533 阪神カウンセリング・ラボまで