初めてのお客様QA
最新更新情報
出張講演情報
ワークショップ
喜びの声紹介
阪神カウンセリング・ラボBLOG

スマホからもご覧いただけます。左記QRコードよりアクセスください。

最新更新情報

HOME >> BLOG(一覧)

16年09月14日

5破局的見方を緩和する

5、破局的見方を緩和する
「武庫川 桜川の認知行動療法」


 うつ病の思考は、否定的、悲観的な思考の繰り返しの中で、破局的な見方まで進めてしまうことがあります。その思考が、本当に正しい見方を示しているのかを検討しながらその見方を緩和する必要があります。例えば「仕事は完璧にこなして失敗してはならない」と考えている人は、仕事でちょっとした失敗をすると、「こんな失敗をする自分は駄目な人間だ」と考え、さらに、「こんな駄目な人間は死んだ方がましだ」とまで破局的な思考を起こす人がいます。こんな時に仕事の失敗が破局的な見方までする必要がある出来事かを検討し、「確かに失敗はつらいことだけど、死ぬほど致命的な失敗ではない。これから同じような失敗を繰り返さないよう気をつければよい」というような見方に切り替えていく必要があります。論理療法を創設したアルバート・エリスは「どんなにつらくても、たいてい何とかなるものだ」と言っています。




アサーショントレーニング参加者募集中 平成28年11月13日~
マインドフルネススキルトレーニング参加者募集中 平成29年1月から