
16年06月08日
	
	うつ病の治療 論理療法
	   こどもが成長していく過程で繰り返される親の関わり方は、それらが非合理的であればあるほど、子どもはその非合理的言動に左右されて、子どもの考え方を形成していきます。それらはやがて、習慣化されて「不合理な信念」となります。これらの不合理な信念を、論理療法の創始者、アルバート・エリスは、以下のようにあげ、明らかにしています。該当するものがあったらチェックしてみて下さい。
	
	□ 1 人はだれからも愛され、受容されねばならない。
	□ 2 人は完全を期すべきで、失敗してはならない。
	□ 3 思い通りに事が運ばないことは致命的なことだ。
	□ 4 人を傷つけるのはよくない。だから人を傷つけるような人は責められるべきだ。
	□ 5 危険で恐怖を起させるようなものに向かうと、不安になり何もできなくなる。
	□ 6 何事も責任を背負って生きていかなければいけない。
	□ 7 何事も公平でなければならない。正義は勝たなければならない。
	
	こうした不合理な信念があると、ちょっとした不都合なことが起こったとき、そこまで考えなくてもいいと思われる過剰な反応をしてしまう結果となります。