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15年10月11日

怒りは心身の健康を害する

パーソナリティ障害の改善
「怒りは心身の健康を害する」



 エリスのABC理論で分かるように、感情の責任は、相手にあるのではなく、自分にあります。相手にあるとするなら、相手即ち他人を変えることはできませんから、相手が悪いと思っている限り、怒りはますます激しくなります。どうしようもないことを何とかしようとする訳ですから、心身に影響を及ぼすことは明らかです。ですから、怒りは相手を傷つけるが、その刃は、実は自分に向かっているのです。
 怒りが、心身の病気、とりわけ虚血性疾患、心筋梗塞や脳梗塞などになりやすいという研究は60年ほど前からなされてきました。この傾向の人をタイプAといいます。タイプAの人は、病気になりやすい、というのは様々な研究で明らかになっています。タイプAとは、緊張、性急さ、競争心、敵対性を特徴とする性格を持っています。このタイプの性格を持つ人は、そうでない人より心臓病やその他の病気にかかりやすいと言われてきました。レッドフォード・ウィリアム(デュ-ク大学医療センター医師)は、タイプAの性格的特徴の内、健康に影響があるのは、敵対性だけだということを明らかにしました。つまり、怒りやすい人は、他者をその怒りによって傷つけますが、怒りは、心の健康に良いと信じられている一部の考え方は迷信であって、自分の健康をも損なうというのです。



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