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17年03月25日

バウムテスト「マインドフルネススキルトレーニング4月15日」

バウムテスト

 

マインドフルネススキルトレーニング4月15日

 

 バウムテストとは、スイスの職業相談家エミール・ユッカーが創始したものを、1928年ごろから、カール・コッホが「DER BAUM TEST]として出版されたものが基になっています。これを元徳島文理大学教授林勝造、国吉政一、一谷彊によって、1970年に、日本文化科学社から「バウムテスト」として出版されました。この本は、カール・コッホがドイツ語版を、新に「THE  BAUM TEST」として英訳したものを、邦訳して出版したものです。私が心理臨床に入ったころは、バウムテストの本は、この本に関連した3冊ほどでしたが、現在では多くの研究家によるバウムテストの研究が進んで、たくさんの出版物が見られるようになりました。京都大学など、バウムテスト研究家が、日本文化科学社から出版された元になっている本の英訳がまずくて、カール・コッホの本来書こうとした内容が多少異なっているのではないかと、林勝造教授らの出版物に対して批判があります。このドイツ語原典が、見つからず、その真意を理解することは難しい状況であると言われていました。この原本に関しては、スイスにもすでになく、英訳された内容の解釈の違いを論ずることは確かに難しいと言えます。したがって京都大学の研究家らが主張している批判もあくまでも推論にすぎません。しかし、私が一時期接触を持っことがある、カール・コッホの娘であるレグラ・コッホが、スイス中の本屋を歩きまわって、1冊見つけたそうです。私は、偶然その原本を見る機会を得ました。外国語は得意ではありませんが、英訳された意味とドイツ語で書かれた意味が、それほど異なっているものとは感じませんでした。